Meet the MG 2017 on 13.May.2017

神戸MGCC(以下、KMGCC)主催のMeet the MGに参加してきました。同クラブは1987年5月設立ですので、今年は30周年になります。

 

朝の内は結構降っていたのですが、エントラントが揃う昼前には薄日がさすお天気となり、約40台のMGが、この美しいロケーションの新西宮ヨットハーバーに集合しました。今年は、Y-typeが70周年とのことで、壇上に展示されていました。この日は、MGCC Japan Centreから1951年式YA、KMGCCから主に北米向けに少量生産されましたオープン4座の1949年式YT(Y-tourer)が参加。いずれも信頼性の高いXPAG型と呼ばれるOHVエンジン(1250cc)が搭載されており、YTはSUツインキャブでスポーティな味付けがなされています。

 

MGの中では少数派のサルーンですが、1100/1300としては筆者のMkIが1台のみでした。写真のライセンスプレートのカバーはクラブ創立30周年を記念して作成されたもので、マグネットでワンタッチで取り付けられます。

 

 

昨年9月に、1100クラブのメンバーとAbingdonにありますMGCCの本部、Kimber Houseを訪れ、Overseas DirectorのPeter Cookさんとお会いした際に、Meet the MGのことや主催者のKMGCCが来年は30周年を迎えることをお話しましたところ、ぜひ、参加したいとのお言葉を頂きました。前任者のPaul Plummerさんから引き継がれてから、まだ日が浅いこともあり、今回は各地のMGCCの皆さまとの交流も含めて初来日されることになりました。

 

1931-1932年にわずか44台が生産されたというC-type Midgetを前に熱心にオーナーからお話を聞かれているPeterさん(右から2人目)。C-typeはレース専用に開発された車両で、チューンされたベベルギア駆動のOHCエンジン(746cc)が搭載されています。

 

 

MG-TDを前にオーナーによるTalk Showが行われていました。後ろに2台のY-typeが見られます。

 

色とりどりのかわいいMidgetは8台の参加。

 

ヨットハーバーでの車両展示の後、クイズとコマ図に従って走るスペシャル・ツーリングを楽しみながら、第2会場の六甲山ホテルへ向かいます。

 

六甲山を疾走する安曇野からお越しのMidget MkIと筆者のMG 1100 MkI。PeterさんにはCo-driverを努めて頂きました。

 

六甲山ホテルで開催されましたSocial Partyで挨拶されるPeterさんです。左は通訳をお願いしましたKMGCCの会長です。Peterさんからは、遠来賞として仙台から約600マイルの道のりをMGBで自走で来られました東北MGCCの会長に、また、唯一の女性エントラントでMGBでご参加の名古屋MGCCの会員、他に特別賞が贈られました。

 

 

恒例となりました、当クラブメンバーによるロックバンド「The 1100’z」による演奏で盛り上がりました。年々進化するこのバンド、今年は、踊れる曲でというリクエストに応えて、いつものビートルズの曲目に加えてツィストの踊れるThe Beach Boys、Elvis Presleyなどのナンバーが演奏され、大いに盛り上がりました。最後は、オリジナルアレンジの「Yellow MGB Ondo(音頭)」で締めくくりました。

 

 

今年はKMGCC 30周年でPeterさんにご参加頂いたこともあり、各地から多数参加されていました。筆者も1997年からの会員で、ちょうど20周年になりますが、思い出に残るイヴェントとなりました。スタッフの皆さま、ご参加頂きました皆さま、有り難うございました。お疲れさまでした。

 

Text:Hiroshi

写真協力:KMGCC

 

 

<番外編>

翌日はご覧のように快晴で、六甲山ホテルでのDriving Testを楽しんだあと、名古屋の皆さまにはPenny Laneさんまでお付き合い頂き、クルマ談義とランチを楽しんで解散となりました。