The 5th BMC rally on 12.April.2009

この「BMC Rally」は群馬BMCオーナーズクラブが主催するイベントで、今回が5回目です。

中心となって世話役を買って出てくれているHさんは当1100クラブのメンバーで、クラブから複数のメンバーが参加するということもあって、一昨年から「1100クラブ賞」を用意させて頂いておりますので御報告いたします。参加台数は29台を数えました。(文責・森川幸一)


 

参戦ではなく今年も参加でした(^^ゞ。こう書くと「ハッハーン」とお察しの方もおられましょうが、まあ最後までお付き合い下さいな(^^♪。

今までの3回、ナビを務めてくれたKクンが家の都合で参加できず、今回は急遽旧友のMクンをナビに据えての参加と相成りました。彼はカメラの腕は一級なのですが、いかんせんナビなるものを経験するのは初めて。

ですから、表向きは「参加することに意義がある」といった乗りの顔をしていましたが、内に秘めたる情熱は炎の如く燃え盛っていました(^O^)。

はたして「MMコンビ」の成果はいかに!


 

金曜日、彼が仕事を終えて中央道をぶっ飛ばして(でもシッカリと途中のSAで時間調整しながら土曜日になるのを待ってICを出て、ちゃんとETC割引の恩恵を受けながら)ウチに着いたのは0時15分。

まずは遠路お疲れ様の乾杯!「まあ、今回は宜しくお願いしますヨ」から始まって前前夜祭の酒盛り(^^ゞ。

翌日はナビの仕事についての説明から始まって、もろもろの注意点などのチェック。今回は「寸止めステージ」があるので、その準備をしました。助手席から見て前輪のセンターがどの位置にあたるか、10cmの場合は、20cmの場合はという具合にテープで目印を付けていきました。

今まではチェックポイント間の時間が当日発表になったのですが、今回は事前に連絡されてきたので、その意味では気が楽でした。Mクンは時計マニアでもあるので針がいっぱいついた腕時計を持ってきて、これならバッチリです!と太鼓判(^^♪。じゃあ、これでOKだね!ということで近場の露天風呂に入りに行き、9時には床に入りました。

そして当日。起床は2時50分!3時15分には出発です。実は目覚まし時計が鳴る前、遠足前の興奮状態のように2時頃には目が覚めてしまい、うつらうつらしてベルが鳴るのを待ってるような具合でした(^^ゞ。何やら楽しそうな夢を見ている彼を叩き起こして「気合いだ!気合いだ!」の挨拶(^O^)。

事前に各部のチェックはしておいたのですが、出庫前にオイル/水の点検をしてOK!さあ、いよいよ出発です!

豊科IC近くのロイホで軽く朝食。姨捨SAで4時半に南信州から参加の当会員のKクンと合流するので、4時に出発です。Kクンのカニ目はフォグランプを装着して、何だか勇ましくなった感じ(^^♪。

開口一番「早いですね~。さっき豊科ICを通過するとき、ロイホに停まってるMGBを見ましたよ!」「そりゃあ、気合いが入ってるもん(^^♪」なーんて御挨拶。

ここから一路上州に向けてひた走ります。今までは高速料金を勘案して東部湯の丸ICから入ったのですが、ETC割引で\1000で行けるので大助かりです。上信越道は完全に2車線化も完了して快適なドライブです。

佐久あたりで夜が明けて、妙義山が見えてくれば上州もすぐそこです。こうやって客観的にボクのMGBを見ると、隙間風が入ってくるからか、幌のてっぺんが結構膨らんでますね(^^ゞ。

いつものように横川SAでひと休みです。ここはリニューアルしていて、食堂や売店などの感じもだいぶ変わっていたのにビックリしました。

スタート地点の集合場所には予定通り6時半に到着。今回はドタキャンが数台あったらしく19台の参加です。今年は異様に暖かいので、こんな時間でも寒さに震えるようなことはなく助かりました。久し振りの再会を楽しみに集う仲間ってイイですね!

そしてドライバーズミーティング。今年は女性ドライバーが1名しか居ないので、ナビが女性の場合でも女性賞の対象になることが告げられました。ロードマップや参加賞などと共にBMCラリー特製チョコも配られて、これには大受け!

出発までの時間は愛車の整備に勤しむ方、寸止めステージのチェックに充てられる方など様々。ボクもフェンスの柱を利用して最終チェックです(^^ゞ。

とはいえ、前回はオイル漏れのため大幅にタイムロスをしてしまったので、今度は念には念を入れてチェックをしておきました。OK!ま、大丈夫でしょう(@_@;)。

ボクはクラブの写真記録担当でもあるので、カメラは手放せません。

7時半からのスタートはあっという間。スタート地点の手前で一旦クルマを停めて、渡されるカードに「xxcm手前で止まること」という表示に従って寸止めをします。計測員が巻尺で寸法を測って、そこからスタート!

ボクのゼッケンナンバーは11番。とはいえ欠番があるので、そうそうノンビリはしていられません。ボクも寸止めにチャレンジしたのですが、あとで知らされた結果は9位。う~ん、難しい・・・。

そしてチェッカーフラッグが降られたのは7時39分。いよいよボクのラリーも始まりです!

スタートは1分ごとなのですが、チェックポイントを重ねていくうちに、段々と団子状態になってきます。ボクより若いゼッケンのクルマが見当たらなかったり、逆に追い越されてたりして(^^ゞ。

チェックポイントでのタイムチェックはお馴染みのコンビニレジの打刻時間です。それの担当はナビのMクンに任せて、ボクはBMCクイズに頭を悩ませます。だって「映画・ハワイの若大将で加山雄三が乗ってたMGAの色は?」なんて知ってる訳がないでしょ(^^ゞ?

中にはエンジンが掛からなくなって、競争相手のドライバーたちに押し掛けして貰う場面も(@_@;)。

上州の桜はもうかなり葉桜になっていましたが、佐久あたりの桜は満開!まさに桜吹雪の中を疾走するオープンツーリングは最高でした!

遠くから参加していると出発前に満タンにしたガソリンも、途中で給油しないと足りなくなってしまいます。いつもここで給油をするのですが、馴染みのオバチャンと世間話をしていると、ヤッホーなんて顔をして仲間のMGF・Kクンが追い抜いて行きました(^O^)。

ゴールの手前には「レギュラリーティーステージ」があります。これは指示された時速である一定の区間(これは知らされていない)を走るもの。MGCCの仲間のミジェットが出発時間を緊張しながら待っています。

そしてゴールに到着!ホントはクイズの回答用紙をすぐに提出しなければいけないのですが、MGF・Kクンは例によってお手上げ状態なので「全く判んないもんなあ~」とか云いながら、10問ある3択問題の答えを1231231231にしようか、3213213213にしようか悩んでいるところです(^^ゞ。 でも結果的には、参考書を持参したボクと同点の5問正解になっちゃいましたが・・・。

そして今回新しく設けられたお買い物ステージです。これはコンビニで何かを2~4個買って、その長さの合計が41cmになるように、というもの。例えば缶コーヒーだったら立てても寝かせてもOKです。担当したMクンが緊張した面持ちで成り行きを見つめていますね(^O^)。 結果は41.5cmで15位でした・・・。

MGCCの仲間のSクンは途中でマフラーのタイコが下がっちゃったそうで、針金で応急処置。作業はナビに任せて、当の御本人は一服くゆらせていますが(^^ゞ。何はなくとも旧車には針金ですね!

戦い終えてホッと一息のこの時間。天気も最高だったので、芝生に愛車を並べてのこの時間がまたイイんです。

ドライバーの方は存じ上げなかったのですが、どこかで見た覚えがあるMG1100だな~、と思ったら、車内にはMGデイでのコンクールデレガンス受賞プレートが貼ってありましたし、窓には1100クラブのステッカーも。オーナーの方に聞いたら最近入手されたそうで、とても大事にされてる感じが伝わってきました(^^♪。

品川5のシングルナンバーで状態もグッド!審査を任されているボクとしては「The 1100 CLUB JAPAN 賞」は、この方に差し上げました!

事務局でもあり当会員のHさんの愛車A35。色といい雰囲気といい、渋いですね~(^O^)。 今回は珍しいミニ・マーコスも参加していました。カラーリングも決まってますね!

今回優勝された静岡から参加のHさんのミニ。いかにもやる気満々のスタイルをしています!右のミニも定石通りの仕上げ方で最高!ミニってこういった楽しみ方が出来るから楽しいんですよね!

白っぽいスプライトも並んで展示されていました。ミジェットとスプライトは双子の仲ですが、どちらかというとスプライトの方が戦闘的に仕上げると似合う感じがするのはボクだけでしょうか?

早起きしたせいか、満腹になったせいか、ボクは気持ち良い日差しの中でお休みタイム。見ている夢は優勝プラークを高々と掲げて喜んでる光景だったかな?

そんなこんなしている間にスタッフの皆さんは集計をしてくれ、いよいよ結果の発表です。緊張する一瞬ですよね。結果は上記のようになりましたが、ボクも「The 1100 CLUB JAPAN 賞」のプレゼンテーターの役を務めさせて頂きました。

今年の賞はオリジナルレインパーカー。背中にクラブ旗をデザインした英国製のもので、なかなか素敵でしょ?デモンストレーションのために前後ろに着ていますが(^^ゞ。

しっかりと「Lake Biwa Meeting」の宣伝もしておきましたからネ!会長!!

そして恒例の記念撮影タイムです。

関東一円を中心に、遠くは愛知県や静岡・新潟県からも参加された参加者の皆さん。戦い済んでホッとした顔と顔。入賞された方々の満面の喜びの表情です。

去年は生憎雨にたたられてしまいましたが、今年は快晴に恵まれ、桜舞う中を走り抜けた143.6km。来年またここで再会することを約束して、帰路についたのでした。


 

これは当日配られた記念のカーバッジ。なかなか立派なものです。直径8cm、厚みが4mmもある真鍮むくの素材で、「5th anniversary BMC rally Gunma MBC Owner’s Club」と彫られています。

凹んだ部分に色を入れて、グリルに飾りたいですね(^^♪。


さて、恒例のカルトな「BMCクイズ」です。貴方は何問解けますか?
因みにボクは5問しか正解できませんでした(^^ゞ。

問題01:BMCは車両のプロジェクトナンバーに”ADOxx”という名を与えていたことは良く知られてい

るが(ミニのADO15はご存知の通り)、ADO23のプロジェクトナンバーを与えられたクルマは?

1.MGA1600 2.MGB 3.MGC

問題02:ADO16シリーズは1962年から1974年まで製造されたが、最後に工場からオフラインされたモデルは次のうちどれ?

1.Vanden Plas Princess 1300 2.Morris 1300GT 3.Austin 1300GT

問題03:BMC車のみならず、60年代のラリーカーに数多く搭載された「ハルダ」と命名されたトリップメーターを製造していたHaldex社はどこの国の会社?

1.スウェーデン 2.ベルギー 3.リヒテンシュタイン

問題04:次のうち、1966年10月当時の英国で最も安価だった車両はどれ?

1.Austin 100(Standard) 2.Austin Mini Cooper 3.Austin A40 Saloon(Standard)

問題05:1957年8月、”MG EX181″にて最高速245.64mileを記録したドライバーは誰?

1.フィル・ヒル 2.スターリング・モス 3.パット・モス

問題06:1965年タルガフローリオ、BMCワークスよりホプカークとヘッジスのドライブによりクラス2位となったMG MIDGETクーペのカーナンバーは?

1.26 2.44 3.98

問題07:映画「ミニミニ大作戦」で、国境越えの峠にて最初に落とされるミニのボディーカラーは?

1.赤 2.白 3.黒

問題08:Austin社が販売したペダルカーといえば、1950年から1971年までのロングセラーとなったAustin J40が有名だが、同社で1949年から僅か1年間だけ製造されたペダルカーの名は?

1.Explorer 2.LT(Little Tourer) 3.Pathfinder

問題09:映画「ハワイの若大将」で加山雄三演じる田沼雄一がハワイで乗るMGAのボディーカラーは?

1.赤 2.緑 3.白

問題10:下図は上野村の地図だが、ゴール会場であるヴィラせせらぎの位置する場所はどれ?

1.A 2.B 3.C (地図は略しました。もりこー)


さあ、皆さんどうだったですか?10番目はともかく、9問中何問解けましたか(^^♪。
ボクは2311231311と答えて5問正解でしたが、正解は2113223331でした。