Goodwood Revival on 10~13.September.2015

Goodwood Revival、何とも良い響きですね。

2014年は久しぶりにクラブのメンバーとシルバーストーンでのMG90に参加しまして、翌年はどこへ行こうかと考えていたところ、いろいろな機会に当クラブのMATさんがGoodwood Revivalへ行かれた時の様子が伝わってきました。とても楽しそうで、興味もありましたので参加者を募りましたところ、2名の会員に同行頂けることになり、開催日の半年前から準備を始めました。

 

<プロローグ>

まだ3月だというのに早くチケットを買わないと売りきれるとのことで、HPから3日間の通しのチケットを申し込みましたところ、1週間ほどで昔のドライバーズハンドブックを思わせる小冊子とともにチケットが送られてきました。この小冊子、特殊印刷とエンボスでビンテージな仕上がりになっていまして、インクの匂いも心なしかかび臭さを演出しています。がぜん楽しみが広がってきました。

Goodwood Circuitは熱心なレース愛好家として知られる第9代リッチモンド侯爵のFreddie Marchが1948年に開設し、自らBristol 400をドライヴしました。このサーキットは1966年まで使用されていましたが、開設からちょうど50年後の1998年に彼の孫にあたる現在のマーチ伯爵(Earl of March)が Goodwod Revivalとして復活させました。このイヴェントはリッチモンド侯爵家の所有する広大な敷地を生かした大きなイヴェントとなっており、’50~’60年代を彷彿させるクラシックカーとモーターサイクルのレースを再現しています。エントラントは当時のコスチュームに身を包み、また、色々なエンターテイメントがあって楽しめるとのことですが、今回はこれを実際に体験してきました。

 

<Lewes>

今回の宿泊地はMATさんがお仕事で長期滞在された場所で、現在はGerryさんのガレージ(Sussex Sports Cars)がありますLewesにしました。Goodwood Revivalの会場からクルマで1時間程度のところにある英国らしい落ち着いた小さな町です。

In the morning.

朝日の中、Full English Breakfastを楽しみます。英国ではやはり紅茶で。

 

早起きしてLewesの町を散歩。この町は丘陵地にあるのか、坂道が多いです。

 

地ビールの工場がありました。

 

 

Sussex Sport CarsのGerryさんと。この魅力的なMGB MkIは売り物でしょうか? 工房の中には内装屋さんもありました。

 

 

さて、前置きはこれくらいにして、Goodwood Revivalの世界をご紹介しましょう。

初日はLewesを昼前に出発しましたが、駐車場が牧場のような広大な原っぱで問題なく入場できました。会場の外の駐車スペースにもヒストリックカーの展示スペースがあり、我々3人、写真を撮りながら会場へ歩いていくのですが、興味のあるクルマがあると止まるのでなかなか会場に到着せず(笑)

 

 

このあたりはまだ会場外の外です。とにかく広くてお天気にも恵まれて最高です! たまらん~!

 

 

往年の戦闘機がデモ飛行していましたが、これもクラブがあるのでしょうか?

このイヴェント、スケールがはんぱやないです!

 

フリマ会場の入り口付近です。とんでもないクルマが置いてあります。

 

 

多数のフリーマーケットが出店、古着屋さんや小物のお店も多く女性も楽しめます。

 

 

Goodwoodでは必需品のハンチングを格安でゲット。

 

 

<Lunch>

ランチ会場です。当時のファッションに注目。

 

 

原稿を書いていて気が付きましたが、Sussex Aleのボトル持って帰れば良かったです。

 

 

Fish & Chips とホットドック、なかなかイケました。テーブルはあるのですが混んでいるのでピクニックマットを持参すべし。

 

 

会場ではいろいろなエンターテイメントがあって、楽しませてくれます。

 

 

Goodwoodで散髪は如何ですか?

 

 

こちらはアメリカコーナーです。美女に囲まれて記念撮影ができます。後ろのクルマはアメ車のタクシーでしょうか、エントラントを乗せて場内を走っていました。

 

 

ボリューム満点のコーラスグループ、ハーモニーに聞き入ってしまいました。

 

 

さて、エンターテイメントを楽しんだあとは、いよいよサーキットへ。

<Race & Paddock>

パッドクパスは高価なだけあって厳しく入場制限されていますが、開放されているエリアもあり、また、柵の外から間近に見られてパスなしでも結構楽しめました。

 

 

魅力的な ’60 Cooper-Climax T53

 

 

サポートカーでしょうか、Historic BMC Racing Teamと書いてあります。色合いとロゴが素敵ですね。

 

 

パドックから目の前を通ってサーキットへ移動して行きます。

 

 

入場チケットではスタンドに入れなかったのであまりレースの写真がありません。MATさんのリポートにありますように第1コーナーが観戦 スポットとのことですが、時すでに遅し、、、

 

 

ピットクルー、全員ハンチング着帽(笑)

 

 

<Pedal Car Race>

こちらはペダルカーレースで、Settrington Cupといいます。

英国流英才教育?

 

この魅力的なペダルカー、Austin J 40 という車名で、1948 A40 Devon & DorsetをベースにAustin Motor社が作成したものだそうです。詳しくはこちらから

http://www.austinworks.com/pedalcar.html

 

 

Goodwood Revivalのリポート、如何でしたでしょうか?

コスプレが楽しさを倍増させてくれます。また行きたいですね。